医学部を目指す方に
医学部を目指す方に
東日本大震災を乗り越え5浪で医学部合格を果たした、
たっちやんの「医学部受験生活日記」
<第一回>
二〇〇九年 十月上旬
一瞬何が起きたのか分からなかった。呼吸もできず、雨でぬかるんだ地面に横たわり、周りの友人たちが駆け寄ってくる足先だけが見えた。来年は受験の年であるにもかかわらず、仲の良い友人と流行りのモンスター・ハンターをしたり、バスケ、サッカーをして時間を潰し、予備校をさぼって遊び呆けていた。地面に倒れこむ前に味方にクロスを上げようとした時、軸足の左ひざを滑りやすい地面に取られ、ひざが内側に曲ったのを思い出した。慎重に左ひざを折り曲げたが、不思議なことに何ら痛みもなく、普通に歩けた。大事をとって、そのままサッカーを続けずに帰宅した。
次の日、地元の整形外科の病院に行き、検査を受けた。待合室は、多くの年配の方々で溢れており、長時間待たされ、久しぶりに病院の現状を目の当りにできた。祖父、父、共に医師である環境で育ったことから、幼少時より自分も医師になるものだと思っていた。祖父の病院には、よく遊びに行っていたので、病院の雰囲気とにおいが何となく懐かしく感じた。
長時間の待機の後自分の番が来て、生まれて初めてレントゲンを撮った。診察の時、自分のひざを見て素人の自分でもヒビがたくさん入っていることがわかった。
先生 『めちゃくちゃヒビはいってるね。』
自分 『すごいですね。何で俺は、歩けるんですか?』
先生 『んー、不思議だね。ちょっと、先生』
そう言って周りの先生方を呼び寄せ、自分の診察室に5、6人の先生が集結し、『何で歩けるんだ。』『おかしい。不思議だ。』と議論をし始めた。そんな傍ら、自分は凄いのか?新しい論文の材料になるかもと、思った。そして、内心勝手な優越感に浸りながらその議論を聞いていた。結局出た診断結果は、ギブスも巻かずに、ただ松葉杖を渡され、これを突いて歩けとのことだった。ヒビは入っていても、普通に歩けたので、松葉杖をつかずに普通に生活を送り一週間が経った。
二〇〇九年 十月下旬
今週は、学校の体育祭だ。横浜の日産スタジアムを貸し切りにし、マラソン大会をやる学校自慢の大イベントだ。大会前に、ひざが少し痛みだし、不安になったので、もう一回別の先生に診てもらうことを決めた。診察の時、先生から『至急MRIを受けて下さい』と言われ、50分もの間缶詰状態になった。診断後先生に、『大至急ギブスを巻かせて下さい。ギブスを巻かなかったのはこちらのミスです。』と言われた。大変慌てた様子だった。その後、なぜ自分が普通に歩けるかの説明と担当した医師の処置の仕方に対する謝罪、そして改めて丁重な治療を施してくれた。この時に骨折していることがわかった。
生まれて初めて骨折したことは、僕にとって大変ショックだった。しかし、この先生の対応で精神的に元気になった。自分もこの先生のようにただ治療して帰すだけでなく、心も元気にして患者を笑顔にできる医師になりたいと思った。今、思い起こすとこの時だろうか。自分も漠然とではなく、本気で医師になろうと心に決めた。
二〇〇九年 一二月
骨折してからというもの、高校には上手いこと取り繕って長期間休暇をとることにした。当初はずっと家に篭り勉強するつもりでいたが、YOUTUBEを見たり漫画を読んだりと相変わらずグータラな生活を送っていた。一二月に入り、外に出歩けるようになり、久しぶりにS予備校の市ヶ谷で仲の良い高校の友達と会ったが、自分とのレベルの差が大きく開いていることに驚いた。自分も負けじと朝から夜9時まで自習室に籠っていたが、今まで勉強してこなかったためか、基礎がないぶんただ勉強をしても徒労に終わってしまった。当時は、この重大なことにも気付かずに、間違った努力をずっと続けていた。
二〇一〇年 二月
そのような状況で迎えた入試本番は、当然全滅だった。ある試験会場で隣に座った現役の女子(たぶん桜蔭生)は、参考書がボロボロだった。答案用紙を回収した時に見えたが、ほぼ白紙だった自分のと比べ、彼女の答案はびっしりだった。合格する人たちにとり、そんな当たり前のことが、当時の自分にはすごいことのように思えた。
二〇一〇年 三月
この日は高校の卒業式。自分と同じクラス内で推薦で医学部に進んだ友達がいた。この時、推薦試験なんて卑怯だな、と偏った見解を持っていた。担任の先生が一人一人にコメントを送る際に、その友達に『良い医者になれよ。』とみんなの前で語りかけた。本気でカチンと来たのを今でも覚えている。祝福ムードとは、裏腹に、非常に後味の悪い締めとなった忘れられない日だ。帰り道、クラスの皆でラウンド・ワンに行きボーリング大会をした。市ヶ谷で勉強するためにS予備校入学手続きをした。この時はまだ医学部に合格することが難しいことなど露知らず、長い長い浪人生活が始まることなど予想だにしなかった。
(第二回に続く)
役立つ情報をお届けしていきます
このコーナーでもお伝えいたしましたが、先日7月12日(日)に中野で医学部に関するミニ講演会を開きました。有料の講演会にもかかわらずご参加いただいたご父母の皆さま、本当に有難うございました。参加者の熱気が感じられる講演会でした。
次回は、12月頃に無料の医学部入試講演会を行います。
内容は、来年度に医学部を受験する受験生に向けて、英語、生物、2次試験(小論文・面接)の、出題大予想をいたします。
その中で、順天堂大学医学部の難解小論文の書き方も詳しく解説します。
時期が近づきましたら、オフィシャルサイトの「医学部を目指す方」にてご報告します。ご覧ください。
受験生の人生に関わるということ
今年の4月に杏林大学医学部の入試センターに、本年の医学部入試問題理科「生物」の4番の問7は、出題ミスではないかと問い合わせをしました。
細胞の吸水力、膨圧、浸透圧に関する計算問題ですが、予備校の解答速報なども完全に勘違いしており、吸水力は4.8気圧と答えを出しておりました。これはありえない解答であり、旧来の考え方によるものです。
私の解答は細胞の大きさが120%の時は吸水力が0になるというもので、この解答には大学側も驚かれたようです。
この問題は、吸水力に関する従来の見解を見直すもので、不勉強な予備校講師や高校教員などは、私のこの主張がチンプンカンプンなようです。
周囲の講師などに説明しても、実のところ理解を得られない状況でした。しかし、この論争に金曜日決着がつき、終止符が打たれました。結論として、私の見解に軍配が上がりました。
以下杏林大学入学センターの管理職の方から私に送付されて来た回答文書を、一部そのまま掲載します。
平成27年度医学部入学試験の入試ミスについて(報告)
謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、小林先生からご指摘賜りました平成27年度医学部入学試験、理科「生物」につきましては、本学医学部にて当該問題を精査いたしましたところ、ご指摘いただいた問題は不適格な問題であったことが判明いたしました。また、併せて、その他の問題も精査したところ、別に2問の入試ミスが判明いたしました。
文部科学省には、その経緯につきまして文書によりご報告するとともに、受験者及び関係者の皆様には、本夕本学ホームページにて、結果を公表させていただきました。
小林先生から、ご指摘並びに当該問題の資料のご提供を賜りましたことで、問題の再確認等ができ、この度の入試ミスが判明いたしました。本件につきまして、心より御礼申し上げます(以下略)。
大学にとっては入試から数ヶ月経っての不祥事発覚で、私としては心苦しく、大ごとにされないようにと再三お話ししてまいりました。
しかし、正直に非を認め私に回答文書をお送りくださり、緊急措置として追加合格者3名、さらに1次試験合格者を22名追加合格者とされたことは潔い態度といえ、感心致しました。
杏林大学医学部は公正な大学医学部です。見直しました。有難うございます。
なお、申し上げにくいことですが、他の私立医学部の生物にも私から見て怪しい問題がいくつか有り、どうしたものかと悩んでいます。
経済オンラインの連載第2回が公開になりました
東洋経済オンラインの連載第2回では、順天堂大学医学部大学入試センター利用入試の小論文問題について解説しました。海と医学(科学)はどこに関連性があるか、わかりやすく説明しています。与えられた問題の写真が海ですので答案の方向性として、まず二ュートンの名言に触れています。二ユートンが晩年、自らを振り返り自分自身のことを、「真理の大海原を前に浜辺で小さな貝殻を拾う無邪気な子供に過ぎなかった」と表現した格言ですね。この格言で展開するパターンは「海と科学」の方向性で記述する場合となります。
ところで、二ュートンといえば、万有引力の法則の発見、微分積分学など自然科学に多大な貢献をした偉人です。これだけの業績が小さな貝殻とは、天才にしか言えない言葉でしょうね。二ユートンが言うとおり、この世にはまだまだわからない自然科学の法則や、原理が無数にあるのだと思います。オンラインに詳しく書いた医学寄りの話とは別に答案の方向性としては、海を題材にこのようなアプローチがあるわけです。オンラインに書いた英文は、私が高校生の時に使用していた英文の書籍からの抜すいですが、偉大な人は言うことが違うなあと当時、感心したのを覚えています。だいたい二ュートンは凄すぎます。
話の真偽はともかく、発想がすごいです。リンゴは木から落ち地球に吸い寄せられるけれど、同じ丸い形をしていても、なぜ月は地球に落ちてこないのかなんて、普通は考えませんよね。今回はオンラインには多くを書けなかったこぼれ話のご紹介になりました。今後も、オンラインに連動させる形で、入試情報などを書いていきたいと思います。
なお、順天堂大学医学部入試小論文対策、日本医科大学・東京慈恵会医科大学・東邦大学をはじめとした集団討論対策、東京医科歯科大学小論文対策など、全ての対策はインテグラ、クエストで開講しますので各校に問い合わせください。
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■医学部受験予備校 インテグラ
■クエスト東大・医学部専門塾
1億PV達成の東洋経済オンラインで連載が始まりました
週刊「東洋経済」3月21日号に今年の医学部入試の動向を書いたところ、大きな反響がありました。医学部受験生のご父兄などから受験に関するメールを頂戴しました。そしてこれは、私の書いた記事と直接関係ありませんが、本誌は、猛烈に売れたそうです。
一度は社員の方々に配布された見本誌が回収されたことがその状況を裏付けています。「医学部の特集は読者の興味を惹きつけることができる」、そのようにお考えになられたのでしょうか、今度は、「東洋経済」本誌ではなくオンラインで医学部入試の連載が決まりました。本日から開始されたのですが、ひとまず毎週1回のペースで公開になります。
テーマは第1回から第5回までが医学部2次試験対策と1次試験の学科対策で、受験の参考になる事柄を書きたいと思います。その後医学部受験に関する趣向の変わった面白い連載を展開します。現在、鋭意執筆中で、面白い連載にしたいと思います。是非、受験の参考にお読みください。
東海大学医学部学士編入学合格者、獨協医科大学学士合格者
先日、獨協医科大学学士入学試験の合格発表があり、2次試験の指導をした男性1名、女性6名のうち、計4名が合格しました。内一名は以前からの知り合いで個人指導も特別にいたしました。
2次試験の場合、実は合格のための学習のコツがあります。又、渋谷の医学部受験予備校で夏の間、計33時間適性検査(国Ⅰ公務員レベルの空間把握・判断推理、東大2次試験レベルの確率、他整数など)を集団講義で指導した女性の受験生(30代)は東海大学医学部の学士編入学試験に合格し、先日連絡を受けました。彼女は、とても熱心で西新宿の医学部東大予備校で開講されている私の「基礎医学概論」にも参加され、2次試験で課されている難解なプレゼンテーション試験を見事に突破しました(倍率は30倍?)。
ここのところ多くの方から、医学部受験の小林ゼミは、いつ、復活するのかとの声を頂戴し、嬉しいかぎりです。手始めに、医学部学士編入学、学士入学、推薦入試に関する本を近い将来出版しようと考えています。受験を予定されている方はこちらをひとまずごらん下さい。講義のほうはまた考えます。
東海大学医学部学士編入学試験2次試験
26日と27日は東海大学医学部の学士編入学試験の2次試験があり、私の教え子も複数名受験しました。
2次試験の内容は今年から、個人面接のほかプレゼン(大学側から与えられた三つのテーマのうち一つを選択し、10分間自身の見解を述べる)が導入され、受験生におかれては不慣れな難しい試験だったようです。
しかし、ある意味でプレゼンというのは練習を積みさえすれば、逆に簡単な試験だと私は考えます。なぜなら、プレゼンの本質は、テーマの内容に対する知識・理解以上に話す内容をどう整理するかが一番重要だからです。話の見せ方が分かりやすく上手であれば、高得点が取れるわけです。
26日のテーマのうち一つは「終末期医療」ということで、私の「基礎医学概論」を受講していた方は完璧なプレゼンができたのではないでしょうか。日曜日のテーマとして何が出題されたか、まだ聞いておりませんが、私が予想していた「少子高齢化社会」「新型出生前診断」、「医療崩壊」、「地域医療」は果たして出題されたのか、気になるところです。
東海大医学部学士編入学試験の解答、近日公開します
先日東海大学医学部学士編入学試験が実施されたようですね。試験日の翌日に西新宿のクエストから入試問題のデータが送られてきました。問題のデータを見てびっくり。今年は、適性試験の問題がかなり易化しました。私の予測では合格点はかなり高くなると思います。近いうちに内容を精査し解答を発表しますが、しばらくお待ち下さい。ところで、同時に送られてきた英語の問題は、数学的な問題も含まれており、傾向が変わり、難化しています。当日受験された方の話では、当日受験会場には600人ぐらいおられたようですね。アベノミクスは本当にどこ吹く風です。世の中がこの状態では、医学部人気はこれからも長く続きそうです。
「基礎医学概論」の公開講座(9/6,9/13は両日無料)が開かれます
「大学への数学」8月号をご覧になられた方も多いと思いますが、医学部&東大受験塾クエストで、公開講座「基礎医学概論」を開講します。
9月6日、9月13日は無料公開で、医学部を目指す浪人生、大学卒学士、高校生、浪人生の親御さん(代理)は是非御参加ください。
両日とも、午前9時からと10時45分からの2回開講で、講義時間は各1時間30分で同一の内容です。
この講座は、全11回で50以上の医学に関わるテーマをマスターし、更に個人の面接対策をするというものですが、医学部小論文対策、医学部の面接対策、AO入試対策として有効です。
講義後の質問もお受けしますので、多くの受験生の参加を期待します。
参加希望の方はクエスト℡03-5389-7727までお申し込み下さい。
「医学部の実戦小論文」が発売になりました!!
基礎「医学概論」としてもご活用ください。
医学部受験生におかれましては、長い間お待たせした「医学部の実戦小論文」(教学社)ですが、3月23日に発売になり、書店に並んでいるようですね。
本書についてはこのコーナーでも何度か取り上げましたように,原稿の執筆と校正に1年以上かかるという大著です。実際に中を見てもらうと分かりますように、これほどの内容と分量のものを書き上げるということは、多くの書籍を出版してきた経験から言ってもあまりありませんね。
ですから、小論文対策として、春からこの1冊に真剣に取り組んでもらえれば、一般入試は言うに及ばず、AO入試、学士編入試験においてもかなりの成果が期待できると思います。是非、一読をお勧めします。尚、この本の姉妹本である「医学部の面接」も先日、大増刷になり、約4万3000部に達しました。高校や予備校のライブラリーでの受験生の回読率を考慮すると、10万人以上の学生が手にとられたのでしょうか。実際にどのぐらいの受験生や教員が目を通されたのだろうかと思案してしまいます。
私自身の執筆者としての責任を強く感じる今日この頃ですね。医学部入試に関する映像配信も提携先のサイトに徐々に公開されますのでこちらもお楽しみに。
① 「医学部入試適性検査 集団討論集中講義」
② 「医学部入試小論文集中講義」
いずれもエール出版社刊が2月に発行されます。
①は、東海大学医学部を始め適性検査が入試で課される方は必ず目をお通しください。適性検査で高得点が期待できますよ。
②は、最近の医学部入試小論文の傾向がお知りになりたい方はご覧下さい。
それから、もう一つ、校正になんと1年かかり長らくお待たせいたしました「医学部の実戦小論文」(教学社)が、いよいよ3月末に出版になります。この本は、医学部の一般入試を受験される方、さらに学士偏入学試験を受験される方にも有効な参考書です。300ページぐらいのボリュームですので、早めに学習を始めてください。詳しい出版日時は教学社にお問いあわせ下さい。
医学部の実践小論文・テーマ発表(11月5日更新)
MEDICAL難関校過去問シリーズ「医学部の実戦小論文」の刊行が遅れまして誠に申し訳ありません。
校正は11/6に残りの半分がでまして、読めるのですが、出版社の側の様々な政策的な理由によりどうも3月刊行のようです。
ただ、目次が決まりましたので、お伝えしておきます。
以下のような感じです。
医学部の最重要テーマ9
1 医師―患者関係
患者の自己決定権 インフォームド・コンセント がん告知
2 医師の適性
医師に必要な能力 医師の責任
3 医学と科学
医学と科学 病気 医学教育
4 医療事故
医療事故 チーム医療
5 生命と死
安楽死 尊厳死 治療の拒否
6 生命倫理
生命倫理の原則 臓器移植と脳死 修復腎移植
7 先端医療
生殖医療 遺伝子工学・遺伝子医療 再生医療
8 地域医療と医師不足
地域医療 診療科偏在 女性と医師
9 少子高齢化社会と医療
少子高齢化社会 終末期医療
医学部の頻出テーマ5
1 ボランティアと福祉
ボランティア ノーマライゼーション
2 現代社会の諸課題
格差社会 食の安全
3 環境/生物と進化
環境破壊 生物と進化
4 感染症と衛生
感染症と衛生 医療と偏見
5 予防医学
予防医学 喫煙
東京医科歯科大学医学部をはじめ全ての小論文、英論文の問題を、私がオリジナルの解答を書いています。
是非ご期待下さい。
「医学部の実戦小論文」の経過報告
大変ご無沙汰しております。まず皆さんにご報告とお詫びをしなければなりませんが、8月出版の予定だった医学部難関校シリーズ「医学部の実戦小論文」の出版が遅れまして、誠に申し訳ありません。
なにせ300ページを越える専門的な大著ですので、校正に時間がかかっており、先日、総ページの半分にあたる170ページについてようやく校正が終わり教学社に返送した所です。残りの校正もそろそろ自宅に届くと思いますが、コラムなど更に加筆する必要もあり、少し時間がかかりそうです。教学社の担当者の話によると、1月あるいは3月出版の予定で進めるとのことです。
何とか2013年の入試に間に合うかなと思っておりましたが、場合によっては3月の医学部後期入試の前に出版という事になるかもしれません。ただ内容の密度は高く、医学部受験生の役に立つと思いますので、ご了解下さい。よろしくお願いいたします。近日中に本書の内容の詳細についても発表いたしますので、今しばらくお待ち下さい。
「MEDICAL難関校過去問シリーズ」の1冊
「医学部の実戦小論文」が8月末に発売になります
※同書の既刊として
『〔国公立大〕医学部の英語』
『私立医大の英語〔長文読解編〕』
『私立医大の英語〔文法・語法編〕』
があります。
本書は、医学部一般入学試験・2次試験は言うに及ばず、
医学部推薦入学試験、医学部学士編入学試験にも
威力を発揮する、最強の本です。
(教学社より発売予定)
内容は、医学部受験に関する
テーマに特化したもので、後日公表する14テーマについて
各テーマごとに、さらに2~4つずつ
小テーマを設定して詳細に解説しています。
それぞれのテーマに対して何問かずつ
最近の国公立大学医学部の入試問題を中心に
「赤本」の解答とは異なる視点から
私がすべてオリジナルな解答を書き下ろしています。
最先端の研究者によるハイレベルな解答例ですので、
それに目を通せば、実際の入試のレベルと
合格答案のレベルが実感できることでしょう。
本書は、昨年末に脱稿しましたが、出版社の意向で
校正に充分な時間をかけているため、
発売は、8月末以降になるそうです。
医学部を受験される方の2次試験対策のバイブルとして、
ご活用下さい。